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ニューヨークのマンハッタンといえば、イエローキャブの黄色が目に浮かんでくるように、ラオスといえば、若い僧侶たちが着ている袈裟の鮮やかなオレンジ色が目に浮かびます。国民の6割が仏教徒であるラオスは、あちこちに寺院があり、オレンジ色の袈裟を着た若い僧侶たちが町を歩いています。私がビエンチャンで出会った若い僧侶たちは英語も理解し、写真撮影にも自然に協力してくれました。

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木陰で休んでいる僧侶たち。英語で話しながら一緒に写真撮影していただきました。

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ラオスの首都ビエンチャンにもたくさんの寺院があり、だれでも靴を脱いで中に入ることができます。寺院の中は鮮やかな黄色やマゼンタに塗られた空間で、金色の仏像と外から降り注ぐ光のカーテンで、時空を超えた不思議な空間にワープした気分になります。寺院の中にいる猫たちも、日本の猫たちよりも痩せて禁欲的に見えるのは、ラオスの色彩のフィルターのせいでしょうか?

ラオス国内の自動車や携帯電話の数が増加し、インターネットが普及した今日でも、ラオスの僧侶たちのオレンジカラーは、ラオス人民民主共和国を代表する色です。