ラオスといえばメコン川です。メコン川は、チベット高原を源流とする全長4425kmの世界で10番目に長い川です。中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムに跨がり、特にラオスではメコン川は隣接するミャンマー、タイとの国境線になっています。

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日没前のメコン川沿いの風景

ラオスの首都ビエンチャンでは道に迷っても、どっちにメコン川があるかがわかれば、地図を見るのが簡単になります。ビエンチャンのメコン川沿いでは、朝早くから大勢の人たちが体操をし、夕暮れ前になると赤いテントを張ってマーケットが始まり、魚介類や肉類の炭火焼や麺類などを売る店が並びます。

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メコン川の夕暮れの風景

赤いテントの下ではマーケットの準備中。その向こうで体操をする人たち。川の向こうに見えるのはタイです。

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夜、マーケットの赤いテントの下は、地元の人たちや観光客で賑わいます。

メコン川の対岸はタイ。そして、メコン川に沈む大きな夕陽は、ラオスの象徴ともいえる美しい景色のひとつです。

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メコン川の夕日。対岸はタイです。

今回紹介している写真は、全てビエンチャンで撮影したものですが、今後ラオスの町や村を紹介するたびにいろいろな表情のメコン川が登場します。